一流は人を残す
今週のお題「変わった」
怒涛の4月が始まり、久しぶりの投稿です🍄
新一年生の長男も無事入学式を終えました。
ぴかぴかの一年生。上級生に並んで、少し緊張の面持ちで集団登校する姿は、わが子も他の子もかわいい〜です💕ホカホカした心で、がんばって、いってらっしゃい!と思います。
そんな大事な4月になぜか新しい仕事を3つも受けてしまった母。
新しい会社3つに入社したようなイメージです。会社それぞれに使っているシステムやツールがあり、それをキャッチアップするのに、月初は深夜まで仕事をする日もありました。
今年の4月はやりたい仕事と、稼ぐ仕事どっちも受けちゃおう!!と欲張り過ぎて、早々に後悔(^^;; やっと今週仕事も心も落ち着きました。。。ふ〜
さて、お題に則り「私の心が変わった」言葉があります。
金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すは一流
という後藤新平が残した言葉があります。明治から大正にかけて活躍した政治家、実業家、法律家でもある人物。
この言葉は、20代後半の頃、会社の立ち上げを支援していた時に女性社長に教わりました。私の大切にしている言葉です。
仕事で後輩や部下を持つ立場になると、改めて意識します。マネージャーは「自分より優秀な人材を育てろ」とも言われます。
新年度になり、お世話になった方が退職されたり、人事異動など。その方がいなくなった後に、その人の功績がよく見えることがあります。
まさに、人が財産として残っているケースは、その方がいらっしゃった尊厳や功績を敬いつつも、しっかりと優秀な人材が後を引き継ぎます。後任の方々に共通するのは、もちろん仕事ぶりは文句なし。そして「先人への感謝」が根底にあります。
「先輩方の創ってくださったこの道を、自分達もその名に恥じぬようしっかり務めていきたい。」とおっしゃいます。
あぁ、とても良い関係を構築されていたんだなぁと、こちらまで襟を正す気持ちになります。
一方、ある会社に勤めていた時に、地方から本社へ異動してきた営業さんがいました。
その方は地方の営業所で精力的に活動して、営業所の売上数値を上げて、本社に戻られました。本社に戻ってきたときにおっしゃっていた言葉が印象的です。
「俺がいなくなったから、大変だと思うよ」
聞けば、ほとんどのお客様は自分が開拓して、それを引き継いできたと話されていました。
その時に、仕事を残すは二流、人を残すは一流 この言葉が頭をよぎりました。まさに、この言葉が表している通り。きっと、その営業さんがすべきだったのは、自分と同じくらい、もしくは自分以上に優秀な人材を育てていれば「俺がいなくても、十分やっていけるよ」と、周囲から感謝される一流でいられたのではと思います。
話は変わりますが、
長男の保育園の卒園式で担任の先生がおっしゃった一言に感動しました。
「長年勤めておりますが、私が昔、担任をした赤ちゃんが、いまお母さんになって、この園にお子さんを通わせてくれています。私はこのように成長を見守ることが出来て、幸せです」
タイトルの主旨とは異なりますが、あぁ「先生」という職業は、尊いな。と心から実感したのと、羨ましい気持ちになりました。
「人を育てる」代名詞のような尊い仕事です。関わった子供たちが成長して、立派になっていく姿を、何百人、何千人と見ていくのだと思います。中には「恩師」として、その子の生涯の記憶に残る関わりをされる先生もいらっしゃいます。
そのうち、何人かは同窓会や、個人的に、感謝を伝えに会いに来てくれることもあるのだと思います。教え子が大人になった姿を見るというのは、どのような気持ちなのでしょう。
わが子を見るような、孫を見るような、どちらでもない特別な感情があるのだと思います。でも、想像しただけで、心が温かくなり、涙が溢れますね。
私自身は、現在は一つの組織の社員ではありませんが、これからも関わった仕事では「人を残す」ことを座右の銘にしていきたいと思います。
そして、何よりありがたいことに「母」でもあるので🍄
わが子が一人前となり、自分が去る時に、お互いに深い感謝の気持ちでいられるような、そんな関係性を築いていきたいなと思います。
ま~~息子2人なんで、思春期とかいろいろあると思うけど!!親子喧嘩もいい思い出になったらいいな。
春になって、改めて「心が変わった」そんな名言の紹介と、出来事でした。